こんにちは。
多治見市小名田町の歯医者 おなだ歯科・矯正歯科 院長の 鶴田です。
前回のブログで、歯垢とは細菌とそれを保護する膜だというお話をしました。
今回は歯垢(プラーク)を放置するとどうなってしまうのかについてお話しいたします。
歯垢が歯石になるまで
歯垢とは、細菌とそれを保護する膜(バリアー)であるというお話しをしましたが、わかりやすくお伝えするためにクモとクモの巣、スズメバチとスズメバチの巣の関係を例に挙げました。
付着し始めたばかりの歯垢(プラーク)はクモとクモの巣に近く、まだ柔らかいためブラッシングを正しく行うことでキレイに落とすことができます。
ところがブラッシングが行き届かず、残った歯垢(プラーク)が放置され続けると、「クモの巣」が「スズメバチの巣」になってしまいます。
つまり、固くなってしまうということですね。
一旦固まってしまった巣はブラッシングで取り除くことはできません。これが歯石です。
まとめ
歯石は歯科医院で使用する専用の除去器具でなければ取り除くことができなくなります。
当院では、定期的な歯科でのクリーニングをおすすめしています。
【おなだ歯科の予防歯科】
では今度は歯石が溜まるとどうなるのか、それは次回のブログでお話しします。お楽しみに!